こちらはデモカタログです(注文はできません)
石垣島の藍染「帆布ミニトート」
石垣島の藍染「帆布ミニトート」
石垣島の藍染「帆布ミニトート」
石垣島の藍染「帆布ミニトート」
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石垣島の藍染「帆布ミニトート」
島藍農園

【セット内容】
帆布 ミニトート
高さ:17cm / 上幅:27cm / 下幅:17cm / マチ:10cm
素材:本体(帆布)持手(牛革)
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島藍農園は沖縄本島の更に南の石垣島にある藍染工房です。
私たちの作業は島の恵まれた自然の中で、マメ科の藍植物「ナンバンコマツナギ(南蛮駒繋)」を育てることから始まります。

夏場は収穫と原料加工を行い沈殿藍を製造します。
作り貯めた沈殿藍を使い、通年通して染め作業を行なっています。
この収穫期は台風が多く襲来する季節でもあり、その影響で収量が少なくなる年もあります。
自然と共に一喜一憂しながら染めてつくる日々なのです。

さて、ここからは少し昔話を。
代表の大濵が帰郷した1998年頃には、島の藍染はほぼ途絶えた状態でした。

元々八重山は織物が盛んな地域で、藍染やその他植物染料は糸を染める為の材料でした。
また全工程一人で行う事が基本となる為、染物を生業とする者はそもそも存在していませんでした。
そんな中でも一部の機織りをする方々は、畑の隅や庭先に木藍を植えたりして少しずつ沈殿藍を作り溜め、年に1〜2回は藍を建て糸を染めていました。
しかし薬品を使った簡易藍染めキットが出回り、その結果衰退が加速したように見受けられます。

沖縄本島北部で栽培されている「琉球藍」のように、行政が保護・支援し幅広く周知されていたものでもない為か、消えゆくのも時間がかからなかったようです。

【名称について】
今でもほぼ知られていない八重山の藍はある頃から「インド藍」と呼ばれるようになっていました。
「インド藍」とはインドから輸入されている藍染の染料名(商品名)いつの間にか植物名とも混同され植物図鑑などでも紹介されています。このような間違いをちゃんと正さなければ、輸入されている染料を使用していることと混同されてしまい、この島々で古くから伝わる藍染の価値を下げてしまうことになるのでは!?という心配から、地域の染色従事者たちと議論し、地域名称としてこの先しっかりと盛り上げていく為に「八重山藍」という名称が生まれました。
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株式会社島藍農園
代表 大濵 豪(おおはま つよし)1972年石垣市生まれ

幼少期より、祖母や母が携わる「ミンサー織」を身近に育つ。
小学校卒業後島を離れ、長崎・東京で中学・高校時代を過ごし、京都の短大で染織を学んだ後26歳で帰島。

「ここでしか出来ないものづくり」を模索しつつ島の様々な天然繊維や天然染料に触れる中で、ほぼ途絶えかけていた島の藍染めを盛り上げようと2002年に畑を入手して、小さいながら栽培から一貫して行う藍染め工房「島藍農園」を開園。

電気すら無い小さな畑小屋で少しずつ工夫し「一生やり続けること」を念頭にコツコツ細々と続けていますが、20年経っても暗中模索から抜け出せていません。
日々盛り沢山の作業を楽しみつつ、精進しております。
「人が人らしくある為に、藍染(藍色)が必要である。」という仮説を勝手に立て、それを生涯通して立証することが現在の目標。

#石垣島
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